中国の胡錦濤国家主席は18日、米ワシントン入りし、同日、ホワイトハウスで私的な夕食会に出席するという。
→ 私的夕食会で「首脳会談」=公式訪米スタート-中国主席 (2011-1-18)
中国のチベット弾圧に反対する団体は、同日抗議デモを行ったという。
→ 「中国政府は恥を知れ」チベット支援団体が抗議活動 胡錦濤主席訪米 (2011-1-19)
米中首脳会談が行われる。胡錦濤国家主席には、「徳政」を目指し、人権に対する要請を受け入れ、中国のひいては世界の未来を感じさせる言動を取るよう願わざるをえない。中国のビジネスは輸出を基調としており、会談はいわば「顧客」との対談である。軍事的駆け引きによる意地くらべに徹することなく、双方の実利に基づく、国際世論を意識した「結果」を出して欲しい。