国連安全保障理事会では26日(日本時間27日早朝)、常任理事国5カ国および日本と韓国の7カ国が大使級会議を開催し、意見を交換したという。
日米およびフランスは27日(日本時間28日朝)にも金融資産の凍結対象になる個人・団体の拡大、臨検強化、制裁の義務化など国連安保理の決議案を提示するという。
米国は(1)武器禁輸(2)北朝鮮船舶などの貨物検査の義務化(3)貨物検査の実施状況の報告(4)北朝鮮との銀行取引禁止(5)人道目的を除く融資、無償援助の禁止の5項目を提案しているという。
北朝鮮はシリア、イランなどと核・ミサイル開発を共同で行っているとされ、大量破壊兵器・核拡散防止のため船舶の貨物検査が必要という。
安保理では27日(日本時間28日午前)、日米は貨物検査の強化は禁輸措置拡大などの追加制裁を盛り込んだ決議案を提示するという。
→ 対北「銀行取引禁止」など5項目…安保理新決議で米提案 (2009-5-28)
→ 日本、対北決議案を提示へ=週内採択へ中国が焦点-安保理 (2009-5-27)
→ 北朝鮮核実験:追加制裁が焦点に 安保理、新決議で詰め (2009-5-27)
→ 日米が新決議草案提示へ 制裁強化策盛り込む 2009/5/27 00:29 (2009-5-27)
→ 日本が対北新決議素案 臨検義務化など制裁強化 (2009-5-28)