日本人1人を含む200人近くの犠牲者を出したインドのムンバイでの同時多発テロを受け、ホテルを所有するタタグループのラタン・タタ会長は、警備および当局の警備について、消火用水が来るまでに3時間かかったことや、防弾チョッキが機能しなかったと批判しているという。インドのパティル(Shivraj Patil)内相は、同時テロについて道義的責任を取るとして辞任を表明したという。犯人グループはパキスタン出身と述べており、パキスタン政府は29日、インドとの関係悪化を危惧して軍隊を国境に派遣する可能性があると発表したという。
→ 背後関係、米英印パで捜査 インドのテロ完全制圧、死者195人超 (2008-11-30)
→ 「テロの警告あった」タージマハルホテル経営者が語る (2008-11-30)
→ インド内相、辞意表明 ムンバイ同時テロで引責 (2008-11-30)
→ パキスタン軍、対印国境へ移動も=同時テロで局面緊張 (2008-11-30)