訪米中のダライラマ法王は19日、全米民主主義基金(NED)の民主主義功労勲章の授与式で「今日の中国の共産主義者は本当に腐敗している」と批判、現在の共産党指導部が「社会主義ではなく、金を稼ぐ資本主義にしか関心がない」と述べたという。
米国では、対イラン制裁や人民元相場、貿易不均衡などの問題で中国への反発が強まっている。
オバマ米大統領は18日、ダライラマ法王との会談で「チベット特有の宗教、文化、言語の独自性、中国国内におけるチベット人の人権擁護を強く支持する」「非暴力で中国政府との対話を追求するとしたダライ・ラマの“中庸の姿勢”を称賛した」と述べたという。
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中国の最高人民検察院反汚職・賄賂総局は、2009年上半期の商業賄賂事件は、6277件、6842人と発表しているという。
→ 第146回 贈収賄事件の増加 (2009-9-9)