米中経済安保調査委員会では4日、公聴会でロバート・シェア国防次官補代理は、中国が「南シナ海での軍事プレゼンスを高め続けている」「中国軍は海南島の海軍施設を増強して米軍側の海上と航空の活動への対応を強めている」と述べたという。
2009年版米中経済安保調査委員会の報告では、中国政府の輸出補助や元レート操作、対米貿易赤字や工場移転による失業率の悪化について述べている。中国は、輸入品へ17%の付加価値税をかけているという。中国政府は2005年7月に変動相場制へ移行したものの、2008年7月には政府による統制を強め、21%は低く見積もられているという。
→ 中国の南シナ海進出に懸念 米議会公聴会 (1/2ページ) (2010-2-13)
→ 2009年版米中経済安保調査委員会の報告
→ ホルムズ海峡を監視下に置く中国の新戦略拠点 (2006-5)
→ 米中にインドの思惑が入り乱れるパキスタン (2010-2-8)
→ Pakistan launches strategic port
→ Burma: A battleground for India and China