オバマ米大統領は9日、記者会見で、イランがウラン濃縮を開始したとの発表に対し、「次の措置は制裁だ」と述べたという。
米国とEUは8日、イランの人権侵害について弾圧を停止するよう求める共同声明を発表している。
声明は、11日のイスラム革命記念日には、暴力や弾圧がさらに激化する恐れがあると懸念を表明しているという。
→ 「次の措置は制裁だ」 オバマ大統領がイランを非難 (2010-2-10)
→ 「濃縮継続なら制裁」と米大統領 イランに警告、ウラン製造で (2010-2-10)
→ イランの人権侵害非難=米・EUが共同声明 (2010-2-9)
国際的視野の重要性はいまさら言うまでもない。小鳩政権が目先の安易な反米政策を遂行するなら、中国もろとも敵扱いとなる。
その点で、どの方向を向こうとも、米国などが立場を間違えることはないと考えられる。その行き着く先は、保護主義であるか、製造産業の放棄である。
この点では、現「小鳩」政権の中国・韓国に対する対応を非難すべきであろう。我々は中国に何らの要求を飲ませたことがないということに留意すべきである。食品安全。関税。安全保障。国連。メディア。IT。著作権。もちろん、領土問題については言うまでもない。さらに、西欧諸国の武器売却の危険性について、議論があるべきである。