北京で10日、日中韓サミットが開催された。サミットでは、温暖化問題や北朝鮮問題での協力体制が協議されたという。サミットは「三国間協力を戦略的観点から取り扱い、協力を常により高みに持って行く」とする共同声明を発表して閉幕したという。
→ 日中韓首脳会談:対北朝鮮、手法にずれ 日韓で確認「一括妥結」 中国は言及避ける (2009-10-11)
→ 第2回日中韓サミット(概要)
→ 日中韓協力10周年を記念する共同声明(仮訳)
→ 持続可能な開発に関する共同声明(仮訳)
→ 胡錦濤中国国家主席と日韓首脳との会見及び同主席主催夕食会
日中首脳会談では、食の安全や東シナ海資源開発問題、歴史問題などが議論され、鳩山総理大臣は気候変動問題についてCOP15の成功のため、中国の積極的な取り組みを国際的コミットメントとすることを求めたという。
→ 日中首脳会談(概要)
日韓首脳会談では、環境問題や東アジア共同体構想、文化交流や経済などが議論され、北朝鮮問題で両国が緊密に協力していくことで一致したという。
→ 鳩山総理の訪韓:日韓首脳会談の概要