ギリシャでは8日、警官による少年射殺事件をきっかけに暴動が10都市以上に拡大し、130以上の商店が破壊され、少なくとも50人が負傷、35人が拘束されたという。若者層の失業率が20%を超えるギリシャでは、資本主義に反対するアナキストと呼ばれる過激派などが、たびたび銀行や商店を襲撃するという。ギリシャ政府は、危機にある年金制度の改革を打ち出しており、反対は根強いという。
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