ビルマでは、サイクロンの被害で死者・行方不明者が約１３万８０００人、被災者が約２４０万人、そのうち約１００万人の被災者に救援物資が届いていないという。ビルマの軍事政権はサイクロン被害について情報統制しており、６月１２日には被災地を撮影したビデオや屋ＣＤを押収したという。６月４日には、サイクロンの被害を訴えたザルガナール氏が拘束されている。
ビルマの軍事政権は、１９９０年に地すべり的勝利を収めたＮＬＤ党の党首、アウン・サン・スー・チー氏を自宅軟禁している。軍事政権は１日まで、アウン・サン・スー・チー氏が、２００３年に親軍政団体メンバーに襲撃された地名を題名にした詩を掲載したとして、月刊誌「チェリー」の編集者を辞職させているという。
→ ミャンマー：サイクロン被害２カ月 なお１００万人、救援求め (2008-7-1)
→ 雑誌編集者に辞職命令＝スー・チーさん絡みの詩掲載－ミャンマー当局 (2008-7-1)
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ミャンマーゲリラ、薬物密輸で銃撃戦 (2008-6-30)
→ 中国・四川大地震：ライス米長官、被災地を視察 (2008-6-30)
