火曜日, 6月 27, 2006

官僚の天下り先であった8つにものぼる政府系金融機関を統合・民営化するという。貸出残高は約90兆円、国の財政負担は補給金、機会費用合わせて年間約1兆円だという。5機関を統合し、日本政策投資銀行と商工組合中央金庫を民営化するという。

「農林統計」、「食糧管理」、「北海道開発」の2908人を配置換えし、5年間では5.7%以上の国家公務員を純減するという。

政府、国家公務員5・7%純減を決定


機関名 所管府省 総裁または理事長(主な経歴)
日本政策投資銀行 財務省、国土交通省 小村武(大蔵省〈現財務省〉事務次官)
国際協力銀行 財務省、外務省 篠沢恭助(大蔵省事務次官)
中小企業金融公庫 経済産業省、財務省 水口弘一(野村証券副社長)
商工組合中央金庫 経済産業省、財務省 江崎格(通産省〈現経産省〉産業政策局長)
国民生活金融公庫 財務省、厚生労働省 薄井信明(大蔵省事務次官)
公営企業金融公庫 総務省、財務省 渡辺雄司(みずほフィナンシャルグループ副社長)
農林漁業金融公庫 農林水産省、財務省 高木勇樹(農水省事務次官)
沖縄振興開発金融公庫 内閣府、財務省 八木橋惇夫(環境庁〈現環境省〉事務次官)


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政府系金融機関改革