木曜日, 2月 17, 2011

今度は国際裁判所 タイ・カンボジア国境紛争

カンボジアのフン・セン首相は17日、タイとの国境紛争に関し、国際司法裁判所に説明を求める訴えを起こす考えを明らかにしたという。

国際裁判所に説明要請へ 国境問題でカンボジア (2011-2-17)

タイ・カンボジアでは、15日に再び交戦がありました。安保理声明の直後です。懲りない連中ですね。

共和党が強くなるとすぐ安保理をばかにする傾向があります。

安保理が派遣拒否、しかもほざいていることが「二カ国間の問題」。二カ国間の問題でなければ、いったいどんな問題を安保理は扱うのか知りたいものです。

で、今度はASEANに話を持っていくという。米国が調停に入るべきだと思います。

できることとできないこととあるだろう、と思います。インドネシアのGDPは一人当たり4000ドル。しかも軍政、大統領が軍出身。

さらに、ASEANを中国と競う勢力としたいという。中国とASEANと、いったい何を比べるつもりなのか。

なにが微笑みの国だ。と思います。タイがカンボジアに銃を向ける。農民が巻き添えになる。

ロイターによると、この国境紛争で11人が死亡しました。

報道は錯綜しています。遺跡の一部も損傷を受けています。

日本は地域の有数の援助国であり、さらに平和の愛好者でもあります。解決に向けて、なんらかの関わりがあって欲しいと思います。