タイとカンボジアの国境地帯で4日から7日まで両国軍が交戦した問題で、ASEAN議長国のマルティ・インドネシア外相はタイのガシット外相と会談したという。
国連安保理では7日、協議を行い「事態の悪化を憂慮し、両国に停戦と平和裏の解決を求める」との報道向けエレメント(要素)を発表したという。
私立バンコク大学による調査では武力衝突の原因について、25.6%が「タイ政府の一貫性を欠く対応」、21.4%が「タイ政府の政治ゲームの失敗」、12.8%が「(タイの政治団体)民主主義のための市民同盟(PAD)の反カンボジア活動」と回答、「カンボジアの挑発」を挙げたのは26.4%にとどまったという。
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「停戦ラインを決めて、周囲何キロかを立入禁止にする。そこに国連軍を監視団に投入」すべきですね。