米通商代表部は１５日、中国が電子決済市場での米カード会社の参加を不当に妨げている件や、米製電磁鋼板に不当に反ダンピング税・相殺関税がかけられているとして、中国をＷＴＯ提訴したと発表したという。
中国のカード決済ビジネスは中国銀聯が独占しているという。
→ 中国をＷＴＯ提訴＝電子決済市場参入妨害などで－米 (2010-9-16)
米国下院では、安すぎる元に対抗して相殺関税を課す法案を、ティム・ライアン（民主・オハイオ州）、ティム・マーフィー（共和・ペンシルバニア州）が推進し、１４３人の議員が共同提案者に名を連ねているという。
米国では、不公平な通貨レートで中国製品が米国の雇用を奪っているとして批判がある。
→ 対中制裁法案の可決を働き掛け－米産業界、労組が議会に (2010-9-16)
