土曜日, 9月 23, 2006

消費者信用団体生命保険

サラ金の保険は強制であり、利用者に自殺者が多いことが問題視されている。

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金融会社が取り立てた保険料のうち、2割は自殺者からのものだという。自殺者の数は判明しているだけでも3649人にもなり、国全体の経済・生活問題による自殺者7756人に比較しても多い。

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消費者金融各社は、サラ金を借入時に、利用者を消費者信用団体生命保険「団信」に強制的に加入させていたという。掛け金は金融会社が負担、総額で8兆4000万円になるという。保険会社は、その見返りとして、消費者金融に融資するという。

消費者信用団体生命保険
消費者信用団体生命保険

金融庁は、サラ金の申し込み用紙が生命保険の用紙と同一であったことを問題視し、その分離を指導するという。

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消費者金融各社は、生命保険の強制加入の廃止を検討するという。

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生命保険協会は、加入者の意思確認を徹底するという。

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