火曜日, 8月 30, 2005

テレビのイメージで行くと、政策を論じるという体制になっていない議員など、しかも政策とはなにかと問われもしない選挙が、あるいは揶揄の対象になっている。マスコミで政策を論じるのは、なんと規制されているという。そうして政策を論じる場を提供しないことで、イメージによる選挙を推進し、マスコミにある一種の権力を持たせるのが、その方法論だという。

イメージにもいろいろある。反対野党としてのイメージ。力を訴えるイメージ。同情を訴えるイメージ。氾濫分子としてのイメージ。力及ばずのイメージ。穏やかなイメージ。力強いイメージ。イメージで政党の方針を表現するのであれば、支持率・既得権・政策に応じて、もっと演出が必要である。

つまり、マスコミ対策がまったくなされていないか、意図的に無用心なことを言っているかそのどちらかである。大きな政府派が自由という言葉を出してきたり、全会一致の党が意見の多様性を述べていたり、利権を持つ議員が民営化は問題でないとしたり(これは当たり前か)、内閣支持率をよそに(無視して)反対を述べていたり、極めつけは、離党した議員に心苦しいとのべる党首(すごいなー)である。やはり、ここでマスコミの役割は、情報を補足することにある。

自民党は変わったのか、という命題もある。今回の選挙で変わるということも、それほど無茶とも思えない。