大学のホームページが、教授の個人サイトに化しているということは、その(まさに信じがたい)低レベルな受け狙いとともに、どうしようもない大学のITの実態を示している。論文を二つ載せているだけ、などという「教授」までいる。それが、なんと、PDFでなく、PSファイルであったことに、その環境がよく表れている。ソースコードつきで、手作りソフトを配布していることもあるが、その使いやすさ(笑)といえば、「税金の建前上(資金源は明記しないが!)、出しているが、使わないでくれ」といわんばかりである。インターネット上の存在を、実感できない彼らの神経は、新聞の記事を書く人間と大差がない。