カンボジアと国境紛争で争うタイ。
タイでは5月6日に下院が解散するとアピシット首相が明言。
6月26日には総選挙が行われます。
カンボジアとの国境紛争では、これまでタイの民間人を含む18人が死亡しました。
相互の不信による、「誰も得をしない」国境紛争。
国際社会による強力な調停が望まれます。
石油利権のあるリビアには「人道目的」で空爆まで行う西欧社会。
タイ・カンボジアの争いには、なぜかまったく顔を出さず、なんとASEANにて会議が行われます。
地域の軍事大国インドネシアの軍隊の派遣には、停戦監視団という名目であってもタイ側などから反発があります。
ASEAN諸国の結束、共通意識、共同意識、地域に一貫する思想、には疑問符がつきます。
一日も早い停戦が成立するよう働きかけが必要と思います。
→ タイ・カンボジア紛争:続く戦闘…死者18人に (2011-5-4)
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→ タイ、6月末にも総選挙 下院解散の手続き整う (2011-5-3)
→ 首相が明言、「5月6日に下院解散」 (2011-5-2)
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