木曜日, 9月 10, 2009

千葉県不正経理:管理職、7億円返還へ 業者口座に4億円プール

千葉県庁は9日、5年間で約30億円の不正経理が見つかった件で、県は約7億円を管理職以上の職員に返還させる方針を発表したという。

調査対象は、約65億円の消耗品購入費で、架空請求書で公金をプールしたり、虚偽の請求書で別の品物を購入したりすることで、約半数に不正経理が発見されたという。

森田知事は記者会見で、「何に使ったか分からないでは県民に示しがつかない」と述べ、、「毅然(きぜん)と対処していく」と述べたという。


  • 預け    架空の請求書を出させ、業者の口座に振り込んでプール 1811
  • 一括払い  代金を払わずに納入させ、後で別の名目でまとめて払う  414
  • 差し替え  発注した物品と異なる品物を納入させる         157
  • 先払い   発注した物品が納入される前に代金を払う         18
  • 翌年度納入 発注を装って代金だけ払い、翌年度に物品を納入させる  227
  • 前年度納入 物品を先に納入させ、翌年度に代金を払う         19

支出ベース。単位は100万円(毎日新聞より)

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