火曜日, 2月 01, 2005

石 油危機から、環境保全、という名目で、不便な生活を強制したその埋め合わせは、誰にも不可能である。特に、冷暖房の設備の整っていない家屋にすむ高齢者に 対し、「よく考えもせずに」節約の概念で、確実に健康に害のある生活を強制する背景には、全体主義がある。企業にだけ金があり、オフィスは冷暖房完備であ る。

贅 沢は敵だ、という標語があったが、衣類乾燥機なしの生活、冷暖房の自動化されていない生活、いまだに形を変えて、環境保護などという。販売促進が、国益だ と考えている節がある。軍歌ならぬ、拡声器で流れる童謡による販売である。伴奏とともに、業者の利益のために、声を流す、騒音である。これでも、儲かれば、住民が嫌がってもよいという業者の判断からは、儲からなければ、改善しないという必然的な結論がもたらされる。