木曜日, 10月 07, 2004

プログラマによって、アルゴリズムは異なる。記述法も、変数名も、異なる。すべて書き換えれば、それは簡単である。もっとも安易な方法である。しかし、すくなくとも、そのような安易な方法をとったときには、「この書き方は、自分のスタイルでない」ということを意識し、他のプログラマに迷惑な「スタイルの押し付け」などを強行すべきではない。

日本語のてにおはが、英語のリズムが、読む際に非常に重要な役目を果たすのと同様に、プログラムのスタイルは、それだけで、内容の理解に影響する。

すべての人間には、どのようなスタイルであろうとも、何語であろうとも、文章を書く権利があると同様に、プログラムを書く権利がある。その内容について、他人の意見を強制される必然性はない。

しかし、考えてみると、簡単に直せるバグを、あたかも(見つけることが)特権であるかのように宣伝するプログラマなどいる。もちろん、商売上の理由による。